訪問販売で契約させられた商品をクーリングオフした際の体験記です | |||
夕方ひとりで家にいると玄関のインターホンがなりました。 インターホン越しに出ると、 「マンションの水道の配管のメンテナンスにまわっています」 と男性が言いました。 管理会社からそんな連絡あったかなと思いつつもドアを開けるとスーツを着た男性が軽くメンテナンスの説明をし、キッチンの下を見せてくださいと言いました。 メンテナンスであればしょうがないので男性を部屋に入れてキッチンの下を見てもらいました。 5分くらい見た後で、 「配管にさびが出ていて、おそらく内側もさびが出ているはずです。交換が必要になってくると思います。」 と言われ、 「少し説明させていただいてよろしいですか」 と言うので座って話を聞くことに。 よくわからない用語を並べて話をしていたので上の空で聞いていましたが、途中から 「配管の交換のついでにこの活水器を取り付ければ水に含まれる塩素や鉄分が取り除かれるのですごく安心ですよ」 と、配管以外の商品を進めてきました。 いやいや、そんなものを買うつもりはない、しかもここは賃貸だしと言っても、かなりしつこく粘ってきます。 月々5000円程度だし、引越しても使えますと。 1時間以上もこんな話をしていると、まあいいかという気になってしまい契約書をかいてしまいました。 60回のクレジット契約です。
契約書に「クーリングオフ(契約の撤回)に関する説明」という欄があり、そこには「この書面を受け取ってから8日以内であればクーリングオフをすることができます」と書いてあります。 クーリングオフという言葉は聞いたことはありましたが詳しくはわからなかったので ネットで調べました。出ていた情報としては ・訪問販売で契約した商品はクーリングオフできる ・クーリングオフは期限内でなければならない(訪問販売は8日以内。) ・電話ではなく必ず書面で ここまで調べたときにはもう気持ちは固まっていました。 契約書にクーリングオフのハガキの書き方とあて先が書いてあります。ただ、ネットで見るとハガキよりも内容証明郵便が確実との記載が多かったです。簡易書留でも可なのでとにかく送った・届いたの証拠が残る形でとあります。 内容証明は敷居が高すぎるように感じたので簡易書留で送ることにしました。 契約書の記載どおりの書式でA4の紙に書き、封筒に入れました。 翌日、郵便局へ行き簡易書留で発送しました。
簡易書留を発送してから3日後、業者から電話がかかってきました。 「クーリングオフを承りました。残念です」 思っていたよりもはるかにあっさりでした。 契約をしてからこの電話まで大げさではなく生きた心地がしなかったので全身の力が抜けるような感じでした。
行政書士や司法書士がクーリングオフについての相談にのってくれて手続きもしてくれるサービスもあるようです。料金は1万円ちょっとくらいからありました。 |
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